お手軽人狼の代表格!ワード人狼・ワードウルフってなんぞ?

短い時間で終わる人狼ゲームとしてワンナイト人狼があるが、ワード人狼(ワードウルフ)もそのひとつ。通常人狼とは違った趣あるゲームとして親しまれている。
<参考記事:ワンナイト人狼の基本ルールと役職解説

チーム式の勝負事は長期ほどミスや不手際が尾を引き荒れ易いというのが管理人の個人的感覚であるが、その点ワード人狼は荒れにくいゲームの代表格と言えるだろう。

今回はそんなワードウルフ・ワード人狼の詳細を見ていこう。



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ワード人狼のルール

①2つのワードを配り、2チームに分ける


紙・カードを配布したり、アプリを用いるなどして役職を配っていくのは通常と同様。ただしチーム区分は人狼と村人だけであり、それぞれ違う1つのワード(単語)を配る。

ワードを配る割合は偏りを持たせて多数派と少数派に分ける。参加者12人の村であればワンピースを2枚、ドラゴンボールを10枚といった具合だ。以降もこのワードで解説していく。

通常人狼で置き換えると多数派=村人、少数派=人狼でありこれ以降は通常の人狼ゲームとほぼ同様のルールである。

②昼議論を行い、各々が投票先を決める


ワンナイト人狼のような夜時間もなく、配った段階で昼議論が始まる。議論時間は人数にもよるが3~10分程度あれば十分だろう。

議論内容は専ら配られたワードについてになる。詳しくは後述する。

③人狼が処刑されたら村人の勝ち、村人が処刑されたら人狼の勝ち


議論により狼と思しきところに各々が投票する。最も票を集めた人が人狼なら村人チームの勝ち、人間なら人狼チームの勝ちとなる。

同票の場合の処理は村により異なるが「決戦投票→それでも決まらなければランダム」が一般的。1日(1回の議論)で終わる点はワンナイト人狼と同じだ。

④人狼は処刑されても、村人のワードが答えられれば逆転勝ち


ローカルルールにもよるが、人狼が処刑されただけではゲームが終わらず続くルールも多く存在する。

人狼が見つかってしまってもそこから人狼の中で1分程度議論を行い村人チームのワードを見事的中することができれば人狼チームの勝ちになるというもの。このルールにより人狼にヒントを与えてしまう発言はより躊躇されるようになる(後述)。

以上がルールの説明となる。ワードの配布・議論・投票処理のまとめ役としてこれらを1人のGMかアプリに一任するとゲームが非常にスムーズになりお勧めだ。

ワード人狼の特徴

自分の立場が最後までわからない


通常人狼であれば自分の立場が人狼か人間かをわかった上で始まる場合が一般的だがこのゲームは例外。配られる情報はあくまでワードだけであり、自分が人狼なのか村人なのか投票後までわからない

先の例で言えば「『ドラゴンボール』か『ワンピース』というワードを配ります」という事前告知はない。GMがするのは「2つのワードを配ります」という宣言だけであり、敵陣営のワードは議論中に見つけるしかない。

ワンナイト人狼のように仲間を確認する夜時間も存在しない為、議論中は仲間の人狼or村人は手探りで見つけていくことになる。議論中に自身が村人であることを前提に進めることは通常と同様だが、本当に人間の場合もあれば人狼の場合もあるわけだ。

昼議論の慎重さが増す


自分の立場がわからないというある種闇鍋村に近い状態でゲームが始まる。よって通常人狼のように積極的に情報を出すのは危険が伴う。

具体的な展開を考えてみよう、あなたに「ドラゴンボール」というお題が配られた。これから発言する内容として、以下の選択肢からひとつ選んでみてほしい。

①「これって西遊記がモデルのあれですよね」
②「これは有名ですね」
③「これ、僕は好きです」

①が攻めすぎな発言であることはそれとなく理解してもらえると思う。

村人(多数派)がドラゴンボールであればこの時点であなたが村人である強い証明要素となるが、同時に人狼(少数派)にとっても大きなヒントとなる。よって人狼を処刑できても多数派ワードの正答率がが大きく上がってしまうのである。

ドラゴンボールが少数派---つまりあなたが人狼だった場合も同様に自陣営不利である。一例として、村人がワンピースだった場合この時点で矛盾が生じる。直後に「え?そうですかね?」というリアクションが多く出ると「あなたの発言を不自然に思った人が多かった=あなたは人狼(少数派)」という推理が成り立つ。

よって最初は②③のような抽象的・漠然とした話題から進めていくのが一般的となる。

ワード人狼の醍醐味

2つのワード選びのセンス

どんなワードが選ばれるかで昼議論の内容が決まるので最重要要素である。基本的にはGMが決めるが、放送であれば視聴者から募集するなどの方法も可能。

最近はアプリでワード選びを含めたすべてのGM処理をやってくれるものもある。このとき2つのワードは何らかの分野で関係するものを選ぶと面白くなる。以下に例をあげておくので参考にしてみて欲しい。どちらを多数派・少数派に選んでもそれなりに盛り上がるだろう。

スポーツ:サッカー&野球、空手&柔道、テニス&バドミントン
  芸術:川柳&俳句、ボーカル&コーラス、漫画&アニメ
  動物:犬&猫、鹿&トナカイ、牛&豚、カブトムシ&クワガタ
  料理:カレーライス&ハヤシライス、目玉焼き&卵焼き、うどん&そば
  地名:大阪&東京、名古屋&博多、札幌&仙台、奈良&京都
音が近い:BB弾&ひぃじいちゃん、ルパン3世&スタンハンセン

独特の手探り感がある昼議論


前述のように敵陣営に余計な情報を与えないことと、自身が人狼だった場合のリスクを踏まえると原則として抽象的会話が中心となる。基本的には全員でグレランを行うことと同義だが、通常人狼とはまた違ったグレランの趣を楽しめるだろう。

また自身が少数派であることが自分目線でのみ確定することがある。しかし少数派と透けてしまっては勝ちにくくなる。この場合は多数派のワードを探りつつ多数派らしい態度で議論する立ち回りが有効となる。

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