先日こんなアンケートをとってみた。今初見だった方はひとつ選んで以降を読み進めて欲しい。
占/霊/狩/狐/狂がいる村です。あなたは狂人になりました。初日占いCOの1人からあなたへ人狼(黒)判定が出されました。このときあなたなら…
— 人狼あるある&戦術BOT (@jinro_aruarubot) 2017年6月10日
狂人はある程度立ち回りの自由度が担保される役だが初手黒判定を出された場合は相対的に有効な選択肢がある。黒を出した占い師は貴方目線で中身が相当絞られる…このことを最大限生かしてみよう。
COなし
潜伏狂人のまま素直に処刑されるパターン。無駄縄を使わせたという点で一応仕事はできているが、狼目線で狂人がいついなくなったのかがわからなくなるので心もとない。
霊CO
霊媒騙りは狂人の鉄板かつ無難なお仕事のひとつ。対抗が出れば高確率でローラーされるので霊媒機能を停止させつつ、2縄使わせることができる効果がある。
しかし、黒を打たれた場合の霊媒騙りは狼にとって厳しい展開になることが多い。
一例をあげよう。あなたは狂人Cだ。
A(狼) C●
B(占) D○霊媒CO
C
E
このような2-2陣形で霊ロラになった場合ほぼCから処刑される。黒打ちを吊った霊媒結果という情報が村に落ちるからである。
ではCを処刑した翌日の戦況を見てみよう。
A(狼) C● F○
B(占) D○ G○霊媒CO
C
E C○
対抗の真霊媒Eは霊媒結果でCを白と言う。こうなるとA(狼)はCからもEからも敵陣営ということになりA目線での真霊がいなくなってしまう(=Aが破綻して偽確定となる)。よって欠けが無い場合はBが真占であることが村目線で確定する。
これを避けるにはBがEを初日夜に襲撃によって消す必要がある。狼側の立ち回りや襲撃先を制限してしまうデメリットを考えると、後述の占い騙りの方がご主人様にとってはありがたいことがほとんど。
なおこれは2-2陣形だった場合の話であり、2-3や3-2のように騙りがこれより多かった場合は完全な破綻ではないのでまだ何とか戦える。ただ狂人目線では狼側に騙りを催促することは困難な為、霊媒騙りをして人外有利にはたらくかどうかは運要素が極めて強いと言わざるを得ない。
その他
狩人CO、狼CO、狐COなどトリッキーな動き全般。いずれもリスクが高く基本非推奨。(思いついてないだけかもしれないので、良い動き方とかあったら教えてくださいませませ)
占CO(おススメ)
狂人が初日黒を打たれた場合、最も簡単かつ安定する形のひとつ。狂人(白)に黒判定を出した段階でこの占い師(以下A)は偽者確定。貴方自身が狂人であることから貴方目線でAは人外、つまり狐か狼確定。(各種スライドや結果騙りが介入した場合は除く)。
この展開からGENが最も安定すると考えている動きは「対抗占いCO後、Aに人間判定を出す」である。結果表記としては以下のようになる。
A:B●
B:A○
これによりあなた(以下B)は人狼か狐に白判定を出すことになる。
Aが人狼なら、人狼目線でBは狐か狂人と確定できる。Aが狐なら、この2枚は狂・狐の組み合わせと狼目線ほぼ確定。狂・狐の組み合わせとわかるのはお互いを占っていながらどちらかが溶けていない(銃殺が発生していない)からである。
代表的例外はAを狂人と仮定した場合である。この場合のみBが真占の可能性があるが、かなりのレアケース。
この展開になればほとんどの場合3人目がCOする(以下C)。CがCOして占い3枚になった場合の結果表記は以下の通り。
A:B●
B:A○
C:a○
Cが人間に白と出していればCは狼目線でのみ真確となる。この狼目線でのみ真確という点が非常に重要で、狩人にはCが真とわからない状態で人狼がゲームメイクできる。ご主人様のみの視界を晴らすという狂アピができるわけだ。
真占が潜伏や欠けだったときにB処刑を強行されると厳しいが他の立ち回りでも同じデメリットがある。
黒打ちされた狂人が占いCOからの対抗白出しは人狼ゲーム的にとても綺麗なプレイという印象があります。
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