(動画バージョン)
人狼ゲームは初心者お断りゲーと言われがちである。
初心者歓迎!と書いていて気軽に入っても、実際は自分からすると上級者村だった!なんてことは人狼経験者であれば一度は経験しているはず。初心者の敷居をあげている要因はなんなのか?今回はGENの実体験を踏まえて書いてみる。
「人狼初心者」を定義してみる
人狼は「初心者」の意味が非常に広い。冒頭の初心者歓迎村のギャップはここから生まれる。
戦術・用語などは理解できていないと入れてくれない村もあれば、ルールから教えてくれる村もある。便宜上今回は、人狼は未経験だが動画や放送を見て、流れを理解できるレベルと定義する。
人狼ゲームの敷居が上がる原因
初心者は喋ることができず吊られ易い
発言が少ないので処刑するーーー当然のように行われるいわゆる寡黙整理だが、初心者は経験が浅い故に喋る内容に困ることが多い。
普段口が回ってもゲームになると話せないのは、何を喋るべきなのかが判っていない、かつ迂闊に喋って自陣営にマイナスに働くのが嫌だからである。
昼の議論に参加できないとこのゲーム大半の面白さをスポイルしてしまう。昼議論に参加できなかった初心者が「人狼ゲームなんて面白くない」と感じてしまうのはある種必然と言える。
この現実はさらに悪い流れを生む。昼議論に参加できない=経験を積めないとなり、初心者がいつまでたってもゲームの面白さや深さに気づかない。
よって相対的に初心者が混ざった村では多弁な経験者が初心者に話を振るなど何かしらの気遣いが望ましい。
人狼放送上のコメント
人狼放送では縁者を褒めるコメントと共に、批判的なコメントも多く流れる。特に役職が視聴者に公開される放送では答えがわかった上で見ているので、批判コメントの割合がさらに増える。
例えばゲーム中盤で決めうちして失敗すると、数日はミスリードし続ける展開が待っている。叩くのが目的化している視聴者からは格好の的。意図的にゲームを壊したプレイヤーは兎も角、真剣にプレイした結果ミスリードした縁者を叩く流れをGENは好まない。
スポーツにおける熱狂的なファンの中に少しばかりいる心無いファンと同列だが、オンラインでは静かに見ている多数よりも、大声でまくしたてる少数が目立ってしまうのが難しいところである。
間接的ではあるが「ミスしたらここまで叩かれる」空気が初心者参入ハードルを上げているとGENは感じている。
解決策は心無い批判コメを控えることだが、「控えましょう」と各々がはたらきかけても限界がある為、この点は個々の視聴者の意識や裁量に委ねられる。
野良村の空気
知らない人同士で対戦する野良村---オンラインでは体感3回に1回可笑しなプレイヤーが現れる。完全に荒らし目的だけのプレイヤーや、「希望役職ではないから」などの身勝手な理由で突然死するプレイヤーなどマナーの悪さにはある種の安定感がある程。
またオンライン人狼は国(利用するサービス)によって文化・慣習が異なることが多い。「こういうときはこうするものだ」という言うまでもなく把握しておくべき事が少なからずある。
入村制限をかけていなくても、入ってみたら即蹴られたり叩かれた経験はオンライン人狼初心者であれば一度はあるはず。
慣れた人が野良村に入るのは問題ないが、初心者が野良村に入って純粋に楽しめるのにはかなりの運が必要になる。初心者はなるべく身内村や、GM・主催のしっかりしていて初心者ものびのびとプレイできる半野良村で経験を積んでいくのをおススメする。
悲観的な見方をすると人狼ゲームが楽しい!と心から思える人はラッキーです。ひとえに恵まれた環境への感謝を忘れず、人狼ゲームをこれからも楽しんでくださいね。ちなみにGENは痛い思いはしながらもなんやかんやドハマリしました。ホンマ、このゲーム麻薬よね。
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