人狼ゲームの「グレラン vs 指定吊り(吊り指定)」はどちらが良いのか?

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グレランか、それとも指定吊りか・・・占いで黒判定がなく、役職ローラーもおきない場合は基本的にこの2択になると思って良い。

人狼ゲームにおける指定吊りとは?指定の意味と効果を解説
グレランにはないメリットとデメリットがあります。
人狼ゲームで初日吊られない為の発言・トーク集【グレラン・指定吊りも解説】
※Q:「全員がこれやったらどうなるん?」 A:「嫌われた人が吊られます」

様々な意見が飛び交いなじんだ国や村の文化、戦況によって考え方も様々なこの2つ。

今回はそれぞれのメリット・デメリットを見て、具体的に有効な状況をGENなりに区分けしてみた。

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グレランのメリット・デメリット

○投票による情報が増える

グレランになった場合の最大のメリットは各々に何票入っていて、誰がどこに入れたのかわかる点。

怪しいと言っていた位置に投票していない人…怪しまれていたのに前日1票も集まっていない人…投票情報は占い師の占い理由としても有効なので、指定吊りを連発されるよりも真占いは占い対象を決めやすくなる。

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騙りの時も使えるので便利です

○霊媒師が真確していると効果絶大

霊媒師は処刑された人の中身を見ることができる役職。前日グレランにより処刑された人=最も票を集めた人であり、この人に投票した人全員をにふるいにかけることができる。

霊媒結果が白なら人間に投票した人たちということで彼らは相対的に怪しい集団となる。

霊媒結果が黒なら人狼に投票した人たちということで身内切りを除けば相対的に人間らしく扱うことができる。

なお一斉・ランダム・任意・自由など投票形式によって考察が異なってくる点に注意。

村最大の攻撃!人狼ゲームでの投票の洗い方と様々な投票形式
人狼ゲームは投票形式ひとつ変わるだけでゲーム性ががらりと変わります。

×狼が吊れ難い

ゲーム前半ほど生存人数は多い---つまり狼候補が広い

狼はお互いの位置をわかっているが、村は自分以外全員が狼候補。この状態でグレランしても狼は吊れ難いだろうという考え方。

狼は票を固めることもできるので、何人かに処刑候補を絞っても結局組織票に押し負けることは確かに多い。

そもそも投票は狼を吊る為にあるのだから、狼を吊れにくくする初日グレランなど言語道断である!というのが初日グレラン反対派に多い主張。

指定吊りのメリット・デメリット

○狼の組織票に押し負けなくなる


グレランではなかなか吊れ難い狼だが、指定吊りであれば話は別。

白確定に指定されたら隠れている人外もそれに従わざるを得ない。見事人外を指定できればその場で倒すことができる。

△CO催促を挟み、役職処刑を防止できる


「処刑先はAさん指定します、AさんはCOありますか?」

とたずねる事で潜伏役職(主に狩人)の処刑を抑止できる。

ただしこれは諸刃の剣で、人外が釣り逃れ目的で役職を騙ること戦況によって十分あり得る点に注意。

△白確一人に委ねるゲームになる


各々の白アピールや黒塗りする時間はあるにせよ、1人に最終決定権を担わせることそのものが人狼ゲームらしさがないとの批判もある。

もちろん戦況によっては有効な場面も多々ある以上、この理由で指定吊りが完全否定される論拠にはならないが。

×票先による推理・考察ができない


どの陣営であっても票を固める行為を全員で行う為、誰に何票入った、AさんはBさんに入れたといった投票を考える種として使うことができなくなる。

ただし指定が入る直前までに誰にヘイトを集めていたかや票先を誘導した動きがあれば一定の情報にはなる。

グレランに適した戦況

霊媒が真確しているとき

前述の通り霊媒師が真確すると狼を吊れなかったとしてもグレランの効果が非常に高くなることは明白。黒が吊れても白が吊れても霊媒結果と絡めた投票情報は村が勝つ上で大きな力になるだろう。

参加者全員が強いとき


このゲームは熟練者が集まるほどグレランで狼が吊れ易いとされる。

メジャー配役では素村の確率が最も高い
→熟練者ほど素村の経験が多くなる
→素村は占われない限り常時グレラン対象である
→熟練者ほど(素村を引いた時の)グレランに慣れている
→熟練者村のグレランほど狼が処刑されやすい

というロジックである。

狼も熟練者なんだから条件は一緒では?と思われるかもしれないが、素村以外の役は絶対的に配られる数が少なく経験しにくい

狼vs素村という典型的グレランの構図においては、同レベルの経験者で殴りあうと経験を積みにくい狼の方が相対的にボロが出ることが多くなるというわけだ。

また白アピや黒要素を探し出す速度や精度においても熟練者村のグレランほど狼と村で差が出る印象が個人的にはある。

指定吊りに適した戦況

票先が見えないルールのとき


オンラインの国によっては投票情報が少ない仕様のところもある。たとえばオンラインXでは誰がどこに入れたかまで公開されず、「誰に何票入った」だけが公開される仕様となっている。

グレランの主目的である票先による考察ができなくなる点で投票による情報が少ない仕様の村では指定吊りが盛んに行われる。

共有者の相方が潜伏してるとき


共有者の相方をトラップ要員として潜伏させた場合は、グレランでうっかり相方が吊られるのは村にとって大損害。潜伏を解除しておけばそもそも処刑対象になっていない上、白確定とわかっているところに1縄使う羽目になる。

これを避けるには相方にグレランを頑張って貰うのも手だが、最も安全なのは共有者が指定吊りしてしまうこと。これにより相方の処刑リスクを0にすることができる。

占いが真確したとき


占いが真確した場合は白伏せ進行による指定吊りが有効。例外を除き非常に村有利な展開に持って行くことが可能。

結果を言わない占い師…白伏せの意味とは
占いが初日から真確するルートは稀ですが、覚えておいて損はありません。

人狼陣営はこの戦況になってしまうと非常に苦しいので、最低1枚は占いに騙る人員を割いておくこと。

管理人GEN
管理人GEN

この議論が両極に割れる大きな原因は国ごとの投票システムの差異にあります。どちらも優秀な戦術なのですが、システムをしっかり確認した上で使うことをおススメします。

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