以前書いたこちらの記事では初日の朝における村全体でよくある頻出進行をまとめている。
今回はより個別具体的な話をしていく。
初日頻出する処刑方法と関連した議論、初日に生き残る為の発言やトーク内容を考える。
グレランとは?
占われておらず、役職COもない位置をグレーといい、ここから各々が思うところに投票することをグレーランダム(グレラン)と呼ぶ。
どの立場であっても処刑されることは自陣営にとってマイナスなので、グレランを生き残れるかどうかは勝敗にかかわる重要な要素のひとつ。
グレランで早々に吊られてしまう人は基本的立ち回りを知らないだけであり後述するグレランで吊られないための闘い方を理解しておくと良い。
なおグレランは初日に頻出するため初日吊り回避=グレランに強くなるとほぼ同義と捉えて問題ないだろう。
初日に用いられる処刑方法
グレラン
初日の処刑先が村で定まらない場合はまずグレランと考えて良い。グレランによる各々の票の集まり具合を見ることで翌日の貴重な情報源になるのが大きなメリット。
単純に狼を処刑したいと考えるなら後述の指定吊りの方が確率は上がるが、指定役のセンサーに比重が偏る側面がある。
また狐ありなら単純に狼を減らす戦いではない為よりグレラン進行になりやすくなる。なお2日目以降は後述の指定吊りも一般化される。
指定吊り
グレランのデメリットのひとつがは狼の組織票に村が押し負け狼にヘイトを集めても村が吊られるリスクが高いこと。これをケアしたいのであれば白確定(共有など)に最終的な処刑先(本指定)を選らんでもらうと良い。
共有者に選ばせれば潜伏している相方を事故で吊ってしまうリスクもケアできる。ゲーム展開によっては指定したタイミングで役職COの有無を問うことで役職吊りのリスクを総合的にケアする場合もある。
また初日から占いで誰かに黒判定が出ていたり、役職COが大量にありローラーされる場合などは白確が指定するまでもなく処刑先が固定される。この場合余った時間は翌日以降の話に使うと良い。
グレランで吊られないための闘い方
グレランで吊られない為には人間らしい印象を村全体に与えること(白アピ)が重要。白アピの手段は多岐にわたり議論時間内に全て行うことは難しい。簡単な順に白アピ発言内容をあげていくので、徐々に使い慣れていって欲しい。
通話や対面人狼ではひとりで一気に喋りすぎるのはNG。他の人の発言を伸ばす隙を与えなかったという点で狼臭が強くなってしまうからだ。
戦況整理
「2-1、方白は~さんと~さんです」のように戦況を纏める発言。これだけでは白アピとしては弱く、やらないよりマシという程度。
突然死の多いチャットではこれだけで一定の白アピとして機能する。
白い人を指摘
理由つきで人間らしい人をあげていく。狼が票を避けるための刷り寄りとして使うこともある為、もっともらしい理由が必要になる。
黒い人を指摘
黒い人ーーーつまり狼らしい人を理由つきで列挙する。全狼の位置を発表すれば残りは全て白置きと同義なので、村に納得してもらえると非常に強い立場となる。
占い真贋に言及
どちらの占い師が本物か、内訳は何かなどを言及する。占い師につっかかっていったという点で自ら占い対象になりやすい動きであり、非狐・非狼要素としてとられやすい。
ラインを指摘
この人とこの人は同陣営っぽいと思ったら「この人とこの人はラインがある」と表現する。味方と思われる同士のつながりを見て狼候補を絞る考察である。
ーーーこのように人間候補を芋づる式で作ることも可能。
誰ともラインを繋がない人は相対的に白く扱うこともできる(狂・狐候補にはなるが)。
殴られたときに白アピ
相手に殴られたときに自身の白要素をあげる。少し防御感・生存意欲をあげてしまうので使用頻度は他よりも低めだが大切な動き。
「この記事の通りにやったら吊られないんですね!ほな全員がこの記事通りにやったらどうなりますか?」「そら誰かは吊られますわ」「うそつき」ーーーどっかの故事成語みたいな突込みは勘弁してください()