サイコメトラーとは人間陣営の役職のひとつ。サイコキラーと語呂が似ているがまったくの別物である。
今回はサイコメトラーの概要と有効な立ち回りを見ていこう。
サイコメトラーの能力・仕様
2つの能力を併せ持つ
後述する2つの能力を有している優秀な役職だが、両方を同時に発動することはできない。使えるのは1日で片方の1つだけである。
どちらの能力を使うかはサイコメトラー本人が選ぶことになる。連日して1つの能力を使い続けても問題ない。
能力①:夜に1人の役職を知ることができるが…
占い師と同じ要領で1人を指定して中身を知ることができる。色だけでなく役職までわかるのは非常に強力。占い師の強化役職「読心者」と同じ力を持つ。
ここまではすばらしい能力なのだが、指定先が人狼だった場合はサイコメトラーが翌朝死体で発見される。
黒っぽいところを指定先に避けるか、それともリスクを承知で指定していくのか、この仕様を逆手にとって狩人の護衛を寄せてもらい指定占いするなど多様な選択肢がある。
能力②:前日処刑された人の役職を知ることができる
もうひとつの能力は霊媒師に似たもの。だが色だけでなく役職まで知ることができる点が通常の霊よりも優れている。
霊媒師の強化役職「いたこ」と同じ力という理解で良い。
あくまでその日に亡くなった人の中身を見るのが能力なので、3日間能力①を使い、4日目に能力②を使っても初日からの処刑者の情報が全て判るわけではない点に注意。
ゲーム中は人間扱い
その他仕様は一般的な人間陣営と全く同じ。
ゲーム中は人間としてカウントされ、占い・霊媒結果も人間判定が出る。
サイコメトラーを含む村の立ち回り
無難は霊能力行使
サイコメトラーをひいた場合は霊媒(に類似した)能力を行使し続ける方が村は荒れにくい。
霊媒に徹する限りは襲撃以外で死んでしまうリスクはなくなる。村にとってはいたこが1人いる状態と同じだ。
占い能力行使先を指定する
サイコメトラーの占い(に類似した)能力を行使する日に有効な戦術。占い対象を事前に発表しておく形をとるというもの、いわゆる占い指定(ゾーン占い)だ。
占い指定は狐を含む村で多用される戦術だが、サイコメトラーを含む村でも有効とされる。この形をとると指定先を占ってサイコメトラーが死んだ場合、占い先が人狼であったことが確定するからである。
このメリットを最大限に生かすには条件が2つある。ひとつは指定先を1つ(1指定)にすること、もうひとつは狩人にサイコメトラーを護衛してもらうことだ。
指定先を2つ以上にするとサイコメトラーが死んだときに狼候補が指定先内にしか狭まらない。安全を期すには指定先だった位置をローラーする必要が出てくるので縄が無駄になる(狩人COなどが出てくるとかなりマシ)。
サイコメトラー護衛はご察しの通りで、この前提がないと襲撃によるサイコメトラー死亡と村目線で区別がつかなくなるからである。
ちなみにこれらの条件は絶対ではない。占い先を2指定以上にすることで噛み先占いをケアできるメリットもあり、狩人が噛み先占いケアで占い先を護衛することも一興である。
2能力をどう使って行くか、そして村としてメリットをどう最大化していくかは考えるだけでも楽しいですね。感想戦もはかどり易い役職とも言えます。
検索