占い師が2名出たときに頻出する「交換占い」。特に真霊が確定しているときに有効な戦術。交換占いとは何か? どんなメリット・デメリットがあるのか?順に見ていこう。
交換占いとは?
2名のうち片方の占い師に人間判定を出された人を片白といい、それぞれの片白をお互いで占いあうことを交換占いという。以下に典型例を示す。
織田 占いCO
徳川 占いCO
織田 占い結果 羽柴○
徳川 占い結果 斉藤●
この夜に織田が斉藤を占い、徳川が羽柴を占うと交換占いとなる。
交換占いの結果別メリット
お互いの片白を占うことで占い結果は3パターンに分かれる。いずれも村有利な結果が得られる。
交換占いで両者白判定
織田 占い結果 斉藤○
徳川 占い結果 羽柴○
両方の占い師から白判定を出されたので、羽柴と斉藤は確実に人間であると証明される。つまり確定白を2人作ることができる。
交換占いで白判定と黒判定
織田 占い結果 斉藤●
徳川 占い結果 羽柴○
この日は織田から黒判定を出された斉藤を処刑して霊結果を見る。霊結果が黒だと分かれば織田の信用が大きく上がり、白なら織田が偽、徳川が真と確定させられる。
羽柴は両者の占い師から白判定を出されたので確定白が1人増える。
交換占いで両者黒判定
織田 占い結果 斉藤●
徳川 占い結果 羽柴●
2人の占い師の結果が白黒逆になったパンダが二人作られる。羽柴と斉藤を両者吊ることで2日で1狼処刑できるほか、霊結果を見れば高確率で占いの真偽が見極められる。
交換占いのデメリット
占い師が3人以上COすると困難
占い師が2人ということは50%は本当の情報ということ。片白はなるべく放置でグレーを吊り片白を両者に占わせて真偽をはっきりつけていこうという考えが作戦の背景にある。
3人から同時に白をもらうというのはなかなか難しく、交換占いをしようにも2日かかってしまうのであまり行われない。
交換占いがありえる3-1陣形のときの戦い方として占いローラー1発目で狼を吊ることができた場合がある。
この場合は残った2人の占いは真狂か真狼なので実質2-1のときと同じ感覚で交換占いを成立させることができる。
片白の襲撃リスクが上がる
交換占いは占い先を固定させる戦い方である。
これにより明日白確になるはずの片白がそれを見越して襲撃されてしまうーーーいわゆる噛み先占い(噛み合わせ)のリスクが付随する。
そもそも「片白は占わずとも良い」考え方もある
占い師の役割は占われていないグレー(完全なグレー・完グレ)をつぶしていくことであり、片白が仮に怪しくなってきたとしてもそれは個々で白を勝ち取れば良いという考え方。
偽物から狼が白判定を出されているーーーいわゆる囲いが発生していないと判断した場合は片白よりも完グレを優先して占っていく進行も多い。
占い師の偽を一人決め打ち、そこから出された白が残っていれば囲いを疑い片白から処刑していく形をとる村もある。
このバランスは最初に配置される人外の数・グレーの数・処刑回数・役職CO数によるグレー内人外数など様々な要素から最終決定されるので一概に〇×はつけにくい。
状況・戦況ごとに判断するテーマの一つとなる。
時折「相互占い」と混同されますが、こちらは占い師同士で対抗を占い合うことなので「対抗占い」の一種です。