(動画Verも作りました)
人狼ゲームはを区分けする表現として「●●勢」がある。
対面勢、チャット勢、スカイプ勢、長期勢などひとつの形式を中心にやっている(or過去やっていた)人々を指す言葉だ。
たまに「GENは結局何勢なのか?」と尋ねられることがあるが、答えは「浅く広くなんでも勢」である。
今回はGENが人狼ゲームを広く浅く遊んできて感じたことを書いてみる。
浅く広く人狼を遊ぶメリット
異文化を多く知ることができる
様々な国や村に節操なく軽快なフットワークで入村することになる。
「B村ではライン戦好きが多い」
「C村ではXさんが最強扱いされている」
など毎回違う文化に触れることができる。
メタ情報が少なくなる
GENはごく稀に他県や地方の対面人狼村に入ることがある。ほとんどの場合初対面しかいないので毎度新鮮にプレイさせていただけている。
同じメンバー・同じシステムで長年やるとどうしてもメタ情報が増えてくる。どこかしらで某警部補のような口調で「前回の村では~」と言いたくなってしまうのが人の性。
様々なタイプのプレイヤーに会える
毎回メンバーが一新される村が楽しめる。すると例えば
・冷静沈着理論派型
・暴言・煽り上等(むしろ推奨)型
など多彩なプレイヤーと同村経験が多く楽しめる。これにより「このタイプのプレイヤーのときはこう動こう」という対応力が身につくメリットもある。
廃人になりにくい
当ブログのタイトルにもなっている「元人狼廃人」はGENが一時期チャット人狼廃人であったことに由来する。
とある鯖にアカウントを大量に作り入り浸っていたのだが、実生活に支障を来たすレベルになったのでほどほどに控えた結果が今である。
狭く深くで廃人になるのは割と簡単だが、浅く広くで廃人になるのは要所でストッパーがかかる分困難である。
現在廃人と化していて「まずい!」という貴方はこのように人狼の遊び方に変化をつけるとさじ加減を調節しやすくなるだろう。
共通の話題が増える(≒ブログが書ける)
これまで結構な量の記事を書いてきたGENだが、そのすべては広く浅い村の経験が根底にある。
「ブロガー以外関係なくね?」というツッコミが入りそうだが、記事とは日常会話における話の種に極めて近い。
様々な異文化プレイヤーと接する際に話せる共通の話題が多かったり、人狼初挑戦の初心者にお勧めの村や国を教えたりなど人狼関連の人間関係を構築する際にこの経験は非常に助かっている。
このように「浅く広く」は幅広い層に対応できる様々な柔軟性をもたらす。しかし一方で以下のようなマイナス面もある。
浅く広く人狼を遊ぶデメリット
深く人と交流しにくい
いろいろな村に顔を出すと、それぞれの村にたまにしか行かないので覚えてもらいにくい。
また親しい関係になることは極めて少ない(別共通の趣味などあれば話は変わるが)。
GENはその性悪で一人好きな性格も相まって、最近まで個人的に連絡をとれる人狼関連の知り合いはほぼゼロであった。
その村・国の仕様に慣れにくい
細かいルールや仕様は回数を重ねて体で覚えていくのが手っ取り早いのだが、1回や2回で別の形式に移行すると、その仕様に不慣れなことが把握漏れやあらぬ凡ミスを誘発する。
狩人を騙りずっと「占い師Aを護衛した」と発表するが連続ガードなしルールだった
価値観が合わない村に入る可能性が高くなる
あまりにも価値観が合致しない層と同村すると、不快な気持ちになることがある。誰でもOK・どんな国もOKというスタンスをとると(その人からすると)地雷を踏むリスクも高くなるということだ。
人狼観・ゲーム観の近いメンバーだけを集めて同村しているとこのリスクは最小限に抑えることができるが、その点前述のメリットは享受できなくなる。
なにごともほどほどに・・・人狼ゲームははまると恐ろしいゲームです。リアルな生活を第一に、ご自身で適度な距離感とさじ加減を見つけてくださいね(自戒