ゲーム序盤から人間らしさが爆発し、まったくもって処刑される気配がない人---村を重ねるとこんな人がちょいちょい出てくる。これをGENは驚きの白さを持った人と呼んでいる。
驚きの白さを持った人はゲーム中どう扱えばよいのか、今回は白すぎる人の扱いを考えてみる。
白過ぎる人は序盤に処刑しない
客観的に白い人は人間の場合基本夜に食べられる。狼から見れば自身の代わりに処刑されてくれる---いわゆるスケープゴート(SG)に使いにくいからだ。
白いにもかかわらず日を重ねても食べられない場合は人外の疑いが一定数は出てくるが、序盤から積極的に処刑していく必要性は薄い。
白過ぎる人は占い対象にする
前述のように最初から白い人は処刑対象にしにくい。言いかえるとここが狼であれば非常に厄介である。最も人間らしいということは最も処刑しにくいということ。
驚きの白さを持った人が「吊り位置ではなく占い位置」と言われる理由がこれである。
白過ぎる人は終盤に処刑する
ある程度経験者村になると頻出する。この人は最終日残ると白過ぎて処刑できないので、最終日前日までに吊っておこうという考え方。
実際に白の場合も多いが処刑対象になりにくいにもかかわらず狼がずっと残し続けている(襲撃されない)ことからも、ゲーム後半に残っているほど村にとっては嫌な存在になる。
白すぎる人は前半は放置、終盤まで生き残ったら処刑対象とざっくり覚えておくと戦況を把握しやすくなる。
白過ぎる人は護衛対象から外す
白すぎる人はほとんどの場合グレーにいる。狼が白すぎるグレーの人間を襲撃対象に選ぶ理由は狼目線で「処刑位置に使えない」と判断したからである。
あなたが狩人なら、グレーの人間は素村か人外である。狂人などであればグレーで白くなりすぎてご主人様に食べられては元も子もないので素村か人狼・狐の可能性が相対的に高くなる。
狼を護衛しては完全に1手無駄となってしまい、狐の場合は襲撃と護衛先が重なってしまうと両陣営目線で狐噛みかGJか判別がつかなくなり、 最悪狐勝ちの芽を増やしてしまう。
以上より、白すぎる人を護衛対象にすることは総合的にメリットよりデメリットが上回る。
もちろん変態護衛の一環として護衛対象にすることもトリッキーではあるが有効。
「白過ぎて逆に怪しい」はよくある考察ですが、初日からこれを持ち出すのは少々時期尚早です。GENは驚きの白さを持った人に対しては「噛まれなければ疑う」&「吊りではなく占いで処理」が基本スタンスです。