この記事はskype人狼GM関連の記事第2回です。第1回と併せてお読みください。
また、より具体的な方法だけをまとめた記事もあるので、細かい部分は抜きにして早くGMがやりたい方は以下をご参照ください。
中島人狼、人狼SEはskype人狼の村をGM視点で配信・動画化するのに適した2つのサービス。ニコニコ、ユーストなどのskype人狼放送で頻繁に使われている。
非常に便利なこの2つだが、情報がかなり錯綜している。
ex)前はSEだけでできた、 スカイプのバージョンの関係はスマホだけでは無理?
今回はスカイプ人狼に触れたことがない初心者向けにGENが知る限りの情報を書いてみる。
人狼SEってなんぞ?
基本仕様
正式名称は 人狼Second Edition---Skype人狼をする際にGMの負担を軽減、スムーズなゲーム進行を目的としたツール(公式より引用)。
たまに勘違いされるが、WebサービスではなくPC上に落として使うソフト・アプリケーション。
公式サイト→コチラ
GMがSEを立ち上げプレイヤー名を入力して、配役やら細かいルールを決めて開始を押せば、役職配布からゲーム終了までゲーム処理をやってくれる。
GMが行動を入力すればその都度進行する。昼時間・夜時間はゲーム中に変更可能。トラブルがあったときはその都度調節できる。
表計算ソフトのようなシンプルな画面で、誰が生きているのか、役職は何かなど一目でわかる見易さが特徴。skype人狼放送で一度は見た覚えがあるのではないだろうか。
使い方
人狼SEを単独で動かす場合は参加者から連絡を受け、その都度GMが手動で入力していくことになる。SE単独でもGMによる進行は可能だが、GMがskypeと人狼SEを同時に開いて
いくつかの手順を踏むことでskypeと人狼SEが連携できる。
連携されると更なる自動化が可能。skypeでグループ通話を作りGMを決めたら、GMに向け個人チャットを飛ばせば入村・役職の行動・投票といった処理が全て自動で行われる。
たとえば「参加@A」と送ればAさんが参加者として人狼SE内に登録される。
スクリプト更新が進み、各種チャット(霊界・狼など)も配役後に自動生成される仕組みも作られ、GMの負担を激減することに成功した素晴らしいツール。
オプション設定も非常に幅広いのがGM的にはとてもありがたい。
初日占いを白ランダムにする(お告げ)
役欠けの有無(欠けない役職をGM指定可能)
といったオーソドックスなルールに加えて
キューピット道連れ
など特殊村の詳細にも対応。
現在は単独で使われなくなった
しかし最近悲しいことがおこった。skype側の更新により人狼SEとの連携が不可能に。
無理にやろうとするとアカウント停止リスクも。そこで現在は別の手法が主流となっている。
追記:この記事を書いて以降に更新があり、単独での使用が可能に。
GENは個人的には中島人狼と連携した形式の方が放送・使いやすさの面で便利に感じている。
中島人狼ってなんぞ?
基本仕様
中島人狼はブラウザ上で人狼を行えるサービス。
GM(村長)が村を建てて人が集まれば、オンラインが繋がる人同士でチャット人狼を楽しむことができる。
公式サイト→コチラ
使い方
るる鯖をはじめとする人狼サービスと基本は同じ。アカウントをその場で作り、ログインする。メールアドレス不要、IDとPassのみ固定。
GM(村長)は事前に村を建てておき、参加者が作られた村に入る形をとる。野良が入らないようにパスワードをかけておくと良い。
中島人狼内のチャットで「参加@名前、占い@名前」のように入れれば自動でゲーム処理が行われる仕組み。
人狼SEと連携可能
連携すると中島人狼内でGMが作った村に参加すれば、GMがPC上で立ち上げている人狼SEに自動で参加者が追加されていく。
以後、昼議論はスカイプで行い、プレイヤーの行動を中島人狼内でやることで人狼SE上でも同様のゲーム処理が行われる。GMは中島人狼に触れる必要はなく、人狼SEだけを操作してゲーム進行が可能。
これによりskypeチャット+人狼SE(通話はskype)から、中島人狼+人狼SE(通話はskype)形式に主流が移行した。
次回記事
現在はスカイプと直接連携できるバージョンも復活したとの報告がありました。好みに併せて使い分けてくださいね。個人的には次回記事の形式が放送画面的に見易いので好きです。