基本結果騙りは村の混乱を招く為非推奨とされる。
騎士はただでさえCOしにくい役職なので結果を騙るのはかなり勇気の要る行為だがごくごく稀に村の混乱を招かなかったり、村有利に進む場合がある。
「騎士(狩人)の亡霊」とは
真騎士(狩人)はCOすると、その夜に噛まれてしまうため通常後半まで潜伏する。また、序盤は吊られそうになってもCOはせず狼に死んだことを悟らせないことも良手のひとつ。
こうすることで、狼側は騎士の生死がゲーム終了まで確認できず占い・霊媒といった大事な位置が護衛されている可能性を意識し役職や白確定を噛み辛い状況が継続される。これは騎士の亡霊と呼ばれる。
真がCOすればその夜襲撃されることは真理に近いが、本人が結果を騙ることで違った展開を見せることができる。
グレー護衛を真占護衛と騙る
可能な戦況と方法
レギュレーションは狼、狂がいる村で人狼と人間の二陣営。狐など第3陣営が入ってくるとこの限りではない。
初日1-1でその後ずっと対抗COがない場合を考える。レアケを除いて真霊・真占は露出している状態だ。
①護衛を成功(GJ)する
ある夜「市民Aさん」の護衛に成功した。騎士目線で、Aさんが人間であると確定できたのでこの情報は何としても村に伝えたい…がそこで素直に騎士を名乗ると夜狼に噛まれてしまう。
そこで…
②護衛結果を騙る
この場面で「占い護衛が成功しました!」と嘘をつく。狼目線護衛先と合致しないので騎士は偽物、すなわち狂人に見える。よって狼は真騎士を避けて噛む流れになる。
③翌朝本当の護衛結果を伝える
生存できたら、翌朝「昨日護衛先を偽りました。狼目線、狂に見せて噛ませないためです。」と作戦の意図を伝える。
2日以上騙りっぱなしになると白確のAさんが殺されるor吊られるリスクが上がる。基本的に騙った翌日に護衛結果を修正すること。
メリットとデメリット
○真騎士生存確率が上がる。
○狼の思考を読めれば2連続GJも狙える。
○村チームの騙りでありながら、村チームに混乱を生まない(狼チームしか本当の噛み先・護
衛先はわからないため)
×狂露出の可能性が高い場面(2-1・2-2・3-1など)では使えない
×噛み合わせだったときはただの勘違い
×真のGJ先が吊られそうになる流れに弱い
連ガ不可ルールの逆利用
可能な戦況と方法
連続ガードなしのルールにおいて稀に登場する結果騙り。
連ガ禁止村においてはCO時に昨晩の護衛先を開示するのは原則ご法度である。昨晩の護衛先を狼にばらしてしまえば、そこは今晩護衛できない位置であり狼がそこを噛む事で100%GJは出せなくなってしまうからである。
そこで登場するのがCO時にミスを装いつつの護衛先発表。Aさん、Bさん、Cさんの順で護衛して4日目COしたとする。
と昨晩の護衛先を誤って口走った体で嘯く。
狼があなたを自滅した真騎士と判断すれば、狼は貴方を残してAさん襲撃に向かい翌日あなたを偽騎士として処刑で倒しにいく可能性が出る。
メリットとデメリット
○成功すれば同日夜Aさん護衛で平和が発生する
×狼を騙せても同情を買った結果Aさんが襲撃から外れることも
×GJが出なければ真要素を大きく落とす
真占が確定する&GJを出す という極めて稀な条件が必要ですが、ばっちり決まると嬉しい騙りです。騙り戦術に付随するデメリットとして撤回前に死んでしまうリスクを必ず伴うので用法・容量を守って正しくお使いください。