背徳者は妖狐・狐陣営の役職のひとつ。
ある程度大規模でなければ登場しない為、経験が積みにくい役職でもある。
狐ありの村にある程度慣れたら配役に組み込んでみよう。
背徳者の特徴
狐が誰か知っている狐陣営の人間
狂人の強化版として狼の位置が事前に伝えられる狂信者がある。背徳者はいわば狐陣営の狂信者である。事前に狐の位置を知っており、狐が死なないように動くことが仕事となる。
ゲーム中は狂信者と同じで人間扱いとなり、占い結果・霊媒結果共に人間判定が出る。狐陣営は狐の生存が勝利条件なので 背徳者が処刑や襲撃でいなくなっても問題ない。
夜に発揮される能力はない
ご主人様の位置を知っていること以外の能力はない。昼に如何に村をかく乱できるかが最重要。
後追い
ご主人様が死んでしまうと同時に後追い自殺し、ゲームから退場となる。
ご主人様の死亡=狐陣営の敗北が確定する為、この仕様を狐陣営が意識する必要はないが、他陣営にとっては犠牲者が2人出たという情報から狐がいなくなった可能性を考察する材料になる。
背徳者の立ち回り
占いを騙り、ご主人様を囲う
最も無難なのは占いCOして、狐に人間判定を出すこと。
片白となったご主人様は占い位置・吊り位置に入りにくくゲーム前半は銃殺・処刑の心配がほぼなくなる。背徳者として最も王道の仕事と言えるだろう。
ただ、ある程度経験者が集まると「背徳者は早々に狐に白を出すもの」という概念が備わっているため序盤に囲うとあっさりご主人様が見つかってしまうことも多い。
ご主人様が役職COしたら潜伏する
狐に霊媒が出るパターンは乗っ取りを除くとほぼない。霊が2人以上出ると高確率でローラーされるからである。
出るとすれば占いだが、このとき背徳者は迂闊に動いてはならない。理由は狼陣営に狐陣営全露出のリスクがある為である。
一例をあげよう。3-2陣形になり、狼が全潜伏しているとする。
役欠けがない村の場合、内訳は自動的に
真背狐-真狂
真狂背-真狐
の3パターンしかなくなる。そしてこの事実は狼陣営しか知り得ない。つまり背徳、狐、狂人が役職に出てしまうと役職全ロラによって狐陣営&真占&真霊撃破という狼陣営にとっておいしすぎる展開になる。
狐陣営が狼目線で全露出するのをケアする意味でもご主人様のCOの有無には気を配りたい。狐陣営勝利には狼陣営にも人間陣営にも均等な緊張感を保ってもらうことが重要。
狼COによる嘘告発
犠牲者なしの翌日に狼を騙ってCOした上で「この人を噛んだが死ななかった。この人は狐だ」とご主人様以外の位置に嘘の狐告発を行う。成功すると狐が死んだものとしてゲームが進むが、狼の残りが多い場合は対抗COされるリスクがある。
たまに背徳者COから「私を消しても仕方が無い。狐が死んだかどうか確認の為のセンサーとして残した方が村利がある」的な発言をしたくなるGENですが、本当に背徳者ならそれ言っちゃあきませんね汗