狼が占いを騙る際は様々な方法がある。占い理由は自分で考えて提出するので、嘘でも事実でもかまわない。
仲間狼に対して人間判定を出すことは囲いという。片白にすることで処刑対象から外れやすくなる。これと反対の行動が逆囲い。仲間狼に対して占い結果で狼判定を出すこと。
一見狼陣営を不利にするだけの利敵行為だが、条件が揃うととても強力な戦術になる可能性を秘めている。
逆囲いのメリット
真占より活躍することで信頼を得られる
狼でありながら「狼に黒と言っている占い師」になりきる。占い結果だけ見れば真占としてばっちり仕事をしている。
処刑したところは当然霊媒結果でも黒が出るため、逆囲いした狼は村から真占扱いされやすくなる。
「狼が狼に黒出しはせえへんよな」という身内切りによって信頼を得る形をとる。これにより対抗の真占い、狂人占いの信用が落ち、逆囲いした狼を村が真占に決め打ちしてもらうのが理想形。
逆囲いした仲間をを白く見せる
逆囲いしたものの信頼されず吊られてしまったとする。翌日霊媒結果で黒が出るので、昨日吊った占いは狼の騙りということが村に伝わる。
これにより「狼が出した黒判定だからあの人は白い」という先入観から逆囲いされたグレー狼がかえって白く見える。
逆囲いのデメリット
黒出しを吊られると1狼いなくなる
吊られること前提の戦略の場合は、もれなく仲間狼を犠牲にすることになる。黒が吊られる+占いローラー完遂が重なると狼側に大きく不利になる。
1人を犠牲にしたからには真に決め打ってもらえるように尽力しよう。
狂人目線で真占と狼の見分けがつかない
狂人から見るととても活躍している真占いにも映りかねない。狂人から思わぬヘイトを向けられることがある点はデメリット。
逆囲いされた狼を探す方法
逆囲いが上手く決まるとと村はなかなか狼にたどり着けないが、状況証拠から逆囲いの可能性を探ることは可能。
黒出しを吊った後に真霊が生きている
逆囲いは「狼に黒出しした人は狼ではない」という論理から村の信頼を得る手法。
逆囲い先が処刑されたときは真霊による「昨日処刑された人は狼でした」という情報が村にないと狼側は意味がない。
よって逆囲いの処刑を前提とする戦況では狼は霊媒を敢えて残す選択肢をとってくることが多い。
本来狼に脅威である真霊が襲撃されない場合この可能性を追う考察を作っておこう。
3-1の占いロラで、完遂直前の黒出し
3-1になると占いはローラーする流れが多い。
占いローラー中は真霊が色を確認していくが、2回連続で白が出た場合、真狂が処刑されたことになり残った最後の占い師は確実に人狼となる。
このときに狼の占い師がグレーに黒を出したときは「人狼が人狼に黒出しなんてしない」という思考が作られる環境が整う。
狼側からしても「どうせローラーを完遂されるので、黒出ししてもそこは処刑されないだろう」という発想から逆囲いは比較的やりやすい。
この裏を読み、人間に黒を出す場合もあるが村目線で狼確定した占い師の黒出しは常時逆囲いの可能性を追っておく必要がある。
確定狼はとりあえず逆囲いしとくと強いと思います(こなみ