村目線で人間と確定した人を確定白と呼ぶ。占い結果から確定白を作るには、真確した占い師の白判定が最も簡単だが占いCO全員から白判定をもらうことで白確定ができる事も多い。
このとき、全員ではなく一部の占いCOから白をもらった状態の人は片白(半白)と呼び、不完全な白として扱われる。
今回は片白になったときどう動けば良いか、片白の扱い方を全般的に考えていこう。
片白の基礎と扱い
具体例
役欠けなし、占いを初日COしか認めない民意で進行した村。A、B2人が占いCOし、2日かけてグレーに白判定を出したとする。
A:a○
B:b○
aとbは片白2日目 占いCO
A:a○/b○
B:b○/c○
aとcは片白、bは確定白
このように、両占いから人間判定が出れば確定白、片方の占い師から人間判定が出た段階では片白と扱う。
片白は吊りにくい
片白が吊り対象になるのは原則ゲーム後半となる。片白吊りは白を出した占い師を偽者と決め打つことと同義---つまり片白吊りするくらいなら偽占いを吊るのが先である。
早々に占い師の偽を決め打つ村になることは少ないので、偽占いを吊った翌日から片白が吊り対象になることを考えるとどの道片白に縄がかかりうるのはゲームの後半となる。
言い換えると占い師決めうち手前での片白投票は人外要素として扱われやすい。村でも人外でも片白が誰なのかの把握はしっかりやっておこう。
ちなみに特殊な村においては占い決めうち前段階で片白を吊るケースもある。例えば背徳者を含む村の場合、片白吊りにより2死体が発生する可能性があり狐処理確認(狐レーダー)の一環として行われることがある。
また、吊られにくいという片白の本質は狼陣営も利用しやすい。たとえば人狼が占いを騙り狼仲間に人間判定を出し片白にすることでゲーム序盤は吊り候補から除外される展開の構築が可能。これは囲いと呼ばれ、非常にポピュラーな戦い方のひとつ。
片白になったらどうすべきか
他の人に話をふる
片白は自ら率先して議論に参加する必要性は序盤は薄い。
序盤ほど片白は吊り候補から外れやすいので、吊り候補となっている位置(グレー・黒を出された人など)に話を振っていく方が村のためになることが多い。
確定白でないため正式な進行役にはなりえないが、前述のように前半吊り対象になる可能性はきわめて少ない。簡易進行役として立ち回るのは無難な形のひとつ。
白をもらった段階でリアクションをとる
白をもらった場合大切なのが占い師の真贋に関わらず自らが白くなるようなリアクションをすること。代表例は白出しされたからといって、その占い師の真目をむやみに上げない姿勢をとること。
白をもらったときのリアクションがあからさまに黒いと偽の占い師が狼に白判定を出している---つまり囲いを疑われるリスクが高まってくる。
白を打たれた=あなた目線その占い師は本物確定とはならないが、片白のあなたの動き次第で占い師の信用差がつくことがあるのは確か。
自分目線で白そうな人を挙げる
真占目線では狂人や背徳でない限り片白は味方陣営。片白の「ここは白いと思います」という発言は、占い候補を絞る上で非常に参考になる情報となる。
特に片白が明確に白い人を上げた場合、白を出した占い師はそこは占ったものとみなして占い候補から除外するのも手。
先ほどの占い2COのケースで一例を出しておく。
A:a○/b○
B:b○/c○A「bさん、dさんのことどう思いますか?」b「グレーですが、私とほぼ同じ考えだったので現状白でいいかと」A「わかりました、ではdさんは占っていませんが人間扱いします。私が人間と占ったbさんの意見は信用できるので参考にします。占ったものとみなしてください。」
占い師の信用が高くても、占い先の白があからさまに怪しいと連鎖的に占い師の信用も下がってしまいます。「貴方を占って後悔しました」は辛い台詞ですね(号泣