【人狼ゲームが怖い理由?】昼議論と日常会話の違い

人狼ゲームに不慣れなうちは、他人のプレイを見ているだけだったり村に入ることそのものにある種の恐怖を感じることがある。これは人狼ゲームの特性ーーー対話式のチーム戦&非日常なシチュエーションに起因するものと考える。

今回は日常における会話と人狼中の会話の違いを比較してみよう。人狼ゲームを遊ぶ際の恐怖心の抑制や、相手に余計な恐怖心を与えにくいプレイングのヒントとなれば幸いである。

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日常会話

ということで相手から「共感・興味・理解」という感情を引き出し、自身もそれとなく発していく会話内容をいくつか列挙してみよう。

直前に相手の話した内容を汲む

以下2つの例を見て欲しい。
A「昨日遊園地に行ったんですけど、すごく混んでたんですよ」
B「平日だったのに?意外ですね~」

A「昨日遊園地に行ったんですけど、すごく混んでたんですよ」
B「そうなんですか、私は動物園に行きました」

前者のBの回答はAの発言を受けての反応であるが、後者のBの回答はB個人の話にシフトしている。A視点で気分が良いのは明らかに前者である。

もう一例出してみる。
A「昨日会社で友達と企画のことで議論してたんですけど、途中から相手が全然考えてないことがわかってカッとなっちゃって」
B「友人の理解の低さについ怒っちゃったんですね」

A「昨日会社で友達と企画のことで議論してたんですけど、途中から相手が全然考えてないことがわかってカッとなっちゃって」
B「はい、なるほど」

前者のBの回答は直前のAの発言の要約である。会話そのものは進展していないのだが、相手の発言を組み「Aの話をきちんと聞いて理解している」という信号になる。

後者は話を聞いてないわけではないが、どこまで理解しているかが曖昧。あなたも友人との会話の中で相手の反応が「はい」だけではこちらの内容がどこまで伝わっているか不安にならないだろうか。

前回の会話内容を覚えている

以下、2つの会話内容を比較して欲しい。
A「以前、旅行に行くと仰ってましたがいかがでした?」
B「そうなんですよ~実は…」

B「聞いてください!この前旅行に行ってきたんですけど~」
A「ふむふむ、ぜひ感想をお願いします」

どちらもBが行った旅行の話が広がっていく流れは同じだが、前者の方がBは格段に喋りやすい雰囲気になっており、AがBの旅行の話により興味を持っていることが伺える。相手が話したい話題を先にふった点がポイントだ。

疑問点を質問する


話を聞いててわからない点があれば「~って何?」とたずねる。

わからないまま話が進むと話題への理解度が下がるので、事前に解決しておくのは決して悪いことではない。ただしタイミングによっては会話の腰を折る場合もあったり量を間違えるとインタビューになってしまうリスクがある。

人狼ゲームの昼議論

発言の簡素化・簡略化


10分弱の昼議論がなされる短期人狼では発言の量よりも濃さ(質)が重視される。

直前の発言を言い換えたり、説明するといった日常で頻出する会話が熟練者を多く含む人狼ほど減っていき、最悪発言稼ぎ扱いになる。

これは狼を探す為の情報探しや人間アピール合戦などに時間を割きたいのが村の心理のはずなのに、その進展を阻害しているように見えるからである。

喋っていない人を処刑する寡黙吊り、ステケアという戦術がある。 わざと吊り位置に入って襲撃されにくい立場を保とうとする一...

これを避けるには真逆に徹すれば良い。つまり言い換え表現や頭からの説明は極力避け、自身の発言意図が村に伝わっている、かつ自身は他プレイヤーの発言をすべて理解しているという前提で必要な内容だけを完結に提出していく話し方をする。

これが人狼ゲームにおいては最も合理的なのだが、この話し方こそが初心者が人狼ゲームに恐怖するひとつの原因となっている。

通常会話と異なり同意表現、補足説明が皆無となることは会話を楽しく円滑に進める要素がほぼ0になることと同義。実際はゲームという体が理由でそんな空気になるわけだが誰もが無味乾燥な反応しか返さない村を見てしまうと日常会話とのギャップに恐怖する初心者は多いだろう。

「わかる」「なるほど」「同じ考えです」・・・この程度であれば昼議論でもよく使われるが、それ以上の長い表現ーーーこと共感系の発言は上級者村ほど少なくなっていく点は否めない。

クロストーク・カットインの増加


初日から議論が白熱したり、積極的に発言したい人が増えるほどクロストークカットインいのように人によっては不快に感じる動きが増える。

「クロストークは原則禁止です」「クロストーク規制なしです。どんどん発言してください」 主に対面人狼ではルール説明の時間において、ク...

人狼放送ではこういったプレイングが少なくなる。これは不特定多数の視聴者を対象とした放送であるためと思われる。

ただしクロストークやカットインの応酬が必ずしも悪というわけではない。くむしろ素晴らしい村になる可能性も秘めている点も付け加えておく。例えば以前GENがお邪魔した名古屋のクローズ会はまさしく発言機会の奪い合いであったが、それを含めてゲームとしてとても楽しい村であった。

当ブログ管理人&あるあるBOTの中の人(@jinro_aruarubot)GENです。先日名古屋の人狼HOUSE名古屋店にて対面人狼のク...

煽り・暴言の増加


ラフプレーを問題視しないプレイヤーが多かったり、GM・主催者・村長が特に規制を設けない場合にどうしても出てくるのが煽りや暴言の数々。人狼ゲームを始めてみたは良いものの、これが決定打でゲームを離れる人も少なくない。

ラフプレーを是とする層や暴言・煽りへのハードルが低い層はどんな分野にも一定数存在する。人数が増えるほど可視化されるようになる為、村に入れば入るほど出くわすことになる。

なお、GENが村長を勤める村ではラフプレー規制に加え、日常会話のような発言が多く出た場合は議論時間延長など極力このテの恐怖心を減らす対策を事前に講じている。

人狼ゲームに参加してみたいものの、恐怖からできないという方は是非一度来ていただければと思う。

※ツイッターの固ツイに概要を唐突に張ったりします
GENのツイッター

管理人GEN
最も日常会話と状況が近い対面人狼においてはこれらのギャップが少なく感じました。別物として割り切る寛容さが必要なのは勿論ですが、極力余計なストレスを同村した方々に与えることなくプレイしたいと考える今日この頃であります。
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