人外が占いを騙る際は嘘の結果を毎日提出することになる。しかし狂人は占い能力を持たないため推測で人間と思しきところに黒を出し、狼と思しきところに白を出す形が基本となる。
今回は黒を出すことに焦点を当ててみよう。
狂(人)特攻と狂(人)誤爆とは?
狂人が占い師を騙り黒(人狼判定)を出すことを狂特攻といい誤って狼に出してしまうと狂誤爆と呼ぶ。名前に由来するとおり、確定情報がない中で誰かに黒を打つので成功することもあれば失敗することもある。
以下で具体的な狂特攻と成功率アップの方法ついて解説する。
狂特攻の典型例
典型例は初日2-1陣形で、内訳が真狂-真のとき。
2日目朝にCOがないところ(グレー)に黒を出す。人間に黒と出せれば、狼目線で狂人があなたであることが確定できる。
またほとんどの場合あなたが黒を出したところを吊る流れになる為、人間を1名無駄に吊るして縄数を消費させることができる。
成功すれば狼チームに大きく貢献できるプレイ。
狂誤爆
特攻に失敗すると狂誤爆となり、狼に黒を出して狼を釣る流れになる。これにより両陣営から狂人が真占のように見える為、真占を狂人扱いして話が進みやすい。
真占いの信用を落とすという意味では、全面的に狼不利とはならないが狼を1匹危険に晒すのでトータルでは不利になりやすい。原則は誤爆よりも特攻成功を狙うべきだろう。
狂特攻の成功率を上げる方法
真占いの白判定に黒判定を出す
100%誤爆しない安全な狂特攻。理由として「白確を作ろうと思いました」は鉄板。
真占いの白判定を聞いた直後そこに黒を重ねるのもありだが、その場合占い理由を事前に固めておかないと特攻を見抜かれやすい。
ゲーム序盤に黒判定を出す
ゲーム終盤になるほど、人間の割合が減っていく。グレーに人間陣営が多い序盤ほど誤爆のリスクは減る。
グレーに狼が少ないときに黒判定を出す
15人村3狼1狂の村で考えてみよう。
霊能者が2匹目の狼を見つけた霊能結果を出したときや、役職COに狂人含め人外が3人露出しているときグレーに残り狼は1しかいないことになる。
このときグレーに黒を出せば誤爆してしまう可能性は相対的に低くなる。
リスクが少ない配役のときに特攻する
ゲーム開始前に全員に配られる役は原則各自に伝えられる。このとき初日特攻の成功率の高い配役かどうか見極めておく。
12A(狼2/狂1/占1/霊1/狩1/村6)
初日犠牲含め12人村、最初の朝は11人スタート。
議論開始直後に特攻するとすると、狂人を除くグレー10人の中に狼は2匹。
よって成功する確率は(10-2)/10 = 8/10 = 80%となる。
16A(狼3/狂1/占1/霊1/狩1/共2/村6/狐1)
初日犠牲含め16人村、最初の朝は15人スタート。
議論開始直後に特攻するとすると、狂人を除くグレーは計14人。
共への特攻は共トラップにかかるのと同義なので失敗とみなす。狐への特攻も後々のケアを考えると面倒なことになるので失敗とみなす。
元々の狼3匹に加えて共有者2人、狐1匹への特攻を失敗とする。
成功率は (14-3-2-1)/14 = 8/14 = 4/7 = 57% となる。
14D猫(狼3/狂信1/占1/霊1/狩1/共2/狐1/背1/猫1/村2)
初日議論含め14人村、最初の朝は13人スタート。
議論開始直後に特攻するとすると、狂信者を除くグレーは13人。狂信者は狼3匹への誤爆リスクはないので、特攻対象のグレーは実質 13-10 =10人。
この10人の中で特攻するとまずいのは共2、猫1、(一応)狐1の3択。
よって成功率は (10-2-1-1)/10 = 6/10 =60% となる。
狂信者は狼の位置を事前に通知される狂人の強化版である。
ほかにも少し珍しい配役が登場したので解説記事リンクを以下にまとめて示しておく。
遠い昔の話、初日お告げ(占い先ランダムで白判定)ルールで狂特攻したGENです。ある意味清清しかったなぁ()