騎士を引いた際はなんとしてもGJを出したいと思う一方、いつ名乗り出れば信用を得られるかは永遠の課題。
雑なタイミングでCOしてしまうと吊り逃れの人外に見られたり、真と認められても村に大きな負担をかけてしまうことが多い。
今回は信頼の得やすい騎士COのタイミングを考える。
序盤でも吊られそうなら名乗り出てよい
序盤に疑われたり、吊られそうになっての騎士COは原則非推奨といわれてきた。
グレーの1人として死ぬことで騎士生存の可能性を残すと狼に重圧がかかるからである。
これにより狼には護衛可能性の高い白確や役職を噛ませ辛くなる状況が継続される。
これが騎士COのタイミングがとても難しいといわれる要因。いわゆる騎士(狩人)の亡霊と呼ばれる効果だ。
しかしグレーを詰める(人狼候補)を減らす意図で、吊り指定に入ったときはゲーム序盤でもCOしてしまうことが有効な場面がほとんど。
主な騎士COタイミング
護衛成功(GJ)した翌日
昨晩護衛が成功している=真騎士が生存していることの証明なので翌日COすれば、真としての信頼は非常に高くなる。
護衛成功先は確実に人間なので、あなたとGJ先で二人分の白確を作ることができる。
ただし狂人で護衛成功の可能性もあり、護衛成功先=村陣営とは必ずしもならない点に注意。
対抗が出ても問題ない縄数のとき
あなたがCOした直後、偽者が「私が騎士です」とかぶせたとしてもローラーして間に合う条件が揃った段階で名乗り出る。
対抗が出なければそこも踏まえたCOとしてより信頼される。
逆に言うと、偽者が出ても処刑回数が足りない場合(最終日など)のCOは相対的に信用が落ちる。
処刑回数と人外数は常に意識しておこう。
もう一例として偽者がCOしてきたときに被せる方法がある。
残り1狼、狂人がいない状態で5人の朝を迎えて狼が騎士COしてきた場合---真騎士は必ず対抗COしなければならない。
仮に真騎士として信用を得られずその日吊られたとしても吊られて終わらなかったということは翌日吊られた騎士COは狼ではない。
もう一人の騎士CO,すなわち狼を吊れば村勝ちという情報が村に伝わる。
2日かけて2名とも吊る事で最後の狼を処刑するーーーつまり騎士ローラーを終盤にかけることで村勝ちがとれる。
偽占い師に黒を出されたとき
人外の占い師に黒判定を出された際に名乗り出る。占いCO2名のときは特に有効。夜死ぬ人は人間なので偽の黒判定を噛んでしまうと偽の嘘が露呈する。
よって狼にとっては真騎士が露出したのに噛みにくくなり、噛むと占いの偽が確定するといういずれにしても狼不利な状況が作られる。
占い2COの時は役欠けを除きあなた目線で本物の占い師は確定する。連続ガード可能な村であればそこをずっと護衛し続ければ良い。
処刑されそうなとき(狩人回避)
縄数・白確数・グレー数を計算し、問題ない場合に有効。あなたがグレーの真騎士として名乗り出ることでグレー幅をひとつ狭める。
特に真占い師が確定しているときに有効。「今夜私が噛まれますので私以外のグレーを占ってください」と主張する。
白確を増やし、白圧迫を目指すゲーム進行の際に頻出する。
狩人COは終盤の信頼置けるタイミングが理想だが、序盤(場合によっては初日)であっても狩人COにより処刑位置から外れる動きは有効。
奇数のとき
奇数進行のときに縄を増やすには2GJが必要になる。2GJ出せる現実味がない展開の場合はCOしてしまうのも有効。
言い換えると、1GJ出れば縄が増える偶数進行の際のCOは相対的に信用度は低くなる。
狩人COタイミングは経験者の中でも意見が分かれることが多いですが、今回紹介したタイミングで理由も付随してCOすればそこまで酷い結果にはならないと思います。
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