これを人柱になる(人柱CO)という。
ただこの戦術は扱いが非常に難しい。メリット・デメリットを整理していこう。
人柱のデメリット
縄を減らす行為になる
村人が率先して吊られにいこうとする行為なので、処刑チャンスが減るーーーつまり縄が減ることになる。
このデメリットを村が承諾する前の人柱COは村に混乱をもたらすことが多い為お勧めしない。
狼の村アピと区別できない
「死んでもかまわない、吊ってくれ」と狼が言うはずがないという心情から人柱は一種の村アピールになるが、狼が逆手にとって人柱COする場合も十分あり得る。
とある放送では中田功ことコーヤンが狼でありながら人柱COし、多くのプレイヤー・視聴者を欺いた。
潜伏役職候補が減る
素村が人柱をした際に、その者を人間とみなして処刑せずにゲームを進めると狼にとっては都合がいい。
人柱は能力を持たないということが狼に判るので人柱以外から噛むことで能力者を噛みやすくなる。
このような素村COもこれと全く同じデメリットを持っている。
初心者に非常に多いプレイなので扱いには注意。
人柱のメリット
役職吊りを防止できる
最大のメリットは能力者(主に狩人・騎士)を吊ってしまうリスクを消せることにある。
1人の素村が犠牲になることで、能力者活躍の機会を1日増やすことができる。
逆に言えば能力者が生きている確証がないときの人柱COのメリットは極端に少ない。
整理位置への思考を極限まで減らせる
盤面上や要素の提出内容の都合上どうしても処刑せざるを得ない位置が作られることは案外多い。
完全なる整理位置がこのように村柱COすることは悪手になりにくい。
ただ、それほど整理位置でもない位置からこの旨の発言が飛び出すと村としては前述のデメリットが勝ってしまう。
自身を如何に客観視できるかが重要な戦術と言える。
狐ケアの一環として使える
狐を含む村では狼や村が勝っても狐に勝利を横取りされるリスクが常に混在しつつ戦う。
ゲームを半強制で終わらせない為に敵陣営への脅迫を兼ねての村柱、もしくは狼柱が出る場合もある。
狐を含む村での人柱は通常村とは別のニュアンスが含まれる認識を持っておいて欲しい。
繰り返すが人柱の扱いはとても難しい。よほど村の勝率が上がる確証がない限りは控えることをお勧めする。
個人的には村騙り並みに扱いの難しい戦術だと思っています。GENの腕がまだまだなだけかもしれませんが、少なくとも初心者さんの人柱はお勧めしません。