霊媒(霊能)アーマーとは、霊媒師を守る戦術のひとつ。
「守る」と聞いてイメージしやすいのは狩人・騎士だが、これは狩人以外を使って霊媒師を守るというもの。詳細を見ていこう。
代表的な霊媒(霊能)アーマーの流れ
村の規模や配役にとってアーマーの形は様々だが、最も一般的なのは共有者の1人が霊媒COする、つまり霊媒を騙るというもの。
霊媒CO内訳が真霊と共有の形を作ることができれば成功。
もう片方の共有者が「相方はアーマー要員で霊媒に出ています」と、村に伝えておくことで霊媒ローラーの流れを抑止し混乱を防ぐ。
霊媒アーマーの効果
真霊の襲撃リスクが低下する
霊媒は1COであれば村目線ほぼ真が確定するが、狼目線でも真が確定し、襲撃されるリスクが上がる。狩人が霊護衛しなかったり、狩人が不在(欠けなど)の場合は
折角真確定しても長生きできなくなってしまう。
そこで霊媒を村主導で2COにするのがアーマーだ。これにより狼からはどちらが真霊媒かわからなくなり、霊媒を襲撃する際は共有と真霊の2択を迫られる。
狩人の護衛先を霊媒以外に使うことができる
霊媒アーマーのもうひとつ大きな効果がこれである。狩人は1晩1箇所しか護衛できないので、アーマーにより護衛候補を減らすことができるのは非常に大きい。
たとえば霊媒はアーマーにより共有者が守り、真目の高い占いを狩人が守る形をとることで
村に重要な2つの役職を食べられにくくする効果が得られる。
アーマー解除(撤回)タイミング
村陣営である共有者が騙るというトリッキーな戦術なので、混乱を招く前に必ず撤回(アーマー解除)する必要がある。
霊媒から共有者へスライドするタイミングを見ておこう。
初日の翌日(2日目)
霊媒師は2日目以降前日の処刑者の色を発表する仕事がある。
これを共有者が一緒にやるわけにはいかないので、霊を騙った共有は2日目に共有スライドするのが一般的。
初日のCOで霊偽or占偽濃厚のとき
前述のように霊アーマーは占・霊両方を守る戦術である。欠けにより真霊や真占がそもそもいなくなっているときは霊アーマーの効果は激減してしまう。
たとえばアーマーと併せて2-2陣形になったとしよう。
真狼-真共 や 真狂-真共 といった内訳なら大丈夫だが狂狼-真共 や 真狂-狼共 のような内訳の場合、真がいない(役欠け)為アーマーの効果が限りなく低くなる。
CO数や役職の素振りから真がいないと感じた場合はアーマーは解除しておいた方が混乱は減る。
霊アーマーという名前から霊媒だけに目を向けたくなるが、占いの生存率も上げる側面があることを忘れずに。
共有者が2枚いることを生かした混乱の少ない戦術です。最初に考えられた方は本当に凄いと思います。