占い師の誰が本物で、偽者の場合は中身は何か---占い真贋の見極めは人狼ゲーム最大の要素のひとつ。
以前の記事では占い真贋の基本的な考え方をとりあげたが、今回は占い結果や戦況に応じたより代表的な考察例をとりあげる。実戦前の思考トレーニング代わりに読んでみてほしい。
占い2CO時、片白を占って黒が出た
役欠けがないルールであれば2COの内訳は一部例外を除き、本物と狂人、もしくは本物と人狼となる。2CO時の片白は半分が真占いからの白である。
占いCOの片割れが狂人であれば片白=人間とわかるので、ここに黒を出しても誤爆リスクは0%になるため狂人がやりやすい動きといえる。
占い2CO時、片白を占って白が出だ
2CO時に片白を占って白結果を提出した場合は1つ白確定を増やしたことと同義である。
白確定を増やすことは原則的には人外にとって不利にはたらく動き。よって本当に白だった真占いか、村有利な結果を提出しで信用を得ようとした人狼の可能性が高いと考えられる。
前日疑われた人を占って黒が出た
前日票が2番目に集まった人などは村全体から客観的に怪しまれたことになる。
ここに黒を出すことは、狂人ならば誤爆が怖くやりにくい。よって逆囲い(身内切り)を目的とした人狼か、シンプルに狼を見つけた真占の可能性が高いと考えられる。
前日疑われた人を占って白が出た
前日に疑われた人に人間判定を出すことは、客観的に人狼の可能性が高い位置を囲ったと見やすい。よって先と同じ論理で人狼か狂人の可能性が高まる。
③・④から票貰い占いはハイリスクハイリターンといえる。黒が出ると信用が高まり、白が出ると一気に信用を失う占い先といえる。
占い2CO時、片占いの黒出し直後別の人に黒が出た
多くの場合、本物によって1匹狼が見つかってしまったので、処刑回数浪費&(霊媒がいなければ)バランス吊り&真決めうち抑止などあらゆる観点から人外に多い行動とされている。
特に狂人は真が1匹見つけた後にそこ以外に黒を出せるので、誤爆リスクが極めて低くやりやすい行動とされる。
言い換えると、真占いになって狼を見つけた場合は最速で結果を村に発表することで信用を得やすくなる。
よくあるルール・配役で発生する展開を列挙してみました。貴方の発言伸ばしのきっかけとなれば幸いです。