【GM初心者向け】知っておきたいルールと良くある配役

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狼を何匹にするか、役職はどこまで入れるか、このくらいの人数ならこの配役というのは厳密な規定はなく、GMが決めることが一般的。

バランスのとれた配役・ルール設定は事前知識抜きでは難しい。決定法と同時に、配役決定以外でのバランスの取り方を見ていこう。

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村が有利になるルール

次のルールを付加すると村陣営が有利になる。配役的に狼が強すぎると感じたら、導入を検討してみよう。

逆に村が強すぎると感じたときは、これらのルールを否定することで狼有利なゲームバランスにすることが可能。

初日占いあり


初日1人分占い結果を持っている状態でゲームが始まる。狼の人数が少ない場合は、初日に真占から黒が出ると厳しいのでランダムで人間を1人教えるお告げルールに変更すると良い。

連続ガード可能


騎士が同じ人を2日・3日と連続で護衛できるルール。狼陣営にとって最悪のケースが発生することがある。

例えば初日1-1陣形となり、今後のCOを認めない場合騎士は占い師をずっと護衛し続ける形となり、狼陣営は騎士目が死ぬまで占い師襲撃できなくなる。

騎士の護衛先が2日連続同じになることを連続ガード(連ガ)と言い、これを禁止するか許可するかで戦略は異なってくる。 ゲー...

役欠けなし


占・霊・騎・共・狂・市のいずれかがランダムでいなくなるルール
を役職欠けありルールというが、これをなしにする。

真役職が100%生きている初日COの信憑性が大幅に増し、真役職の信用度が高まるため狼にとっては脅威。

役欠けとはゲーム開始時に狼以外の何かしらの役が1つ欠けること。どれが欠けたかは両陣営共にわからない。 猫・狐がいる場合...

加えて役欠けは「欠けたとき」と「欠けなかったとき」という2つのケースを常時追いつつプレイすることになり考察量が多くなるーーーつまり上級者向きとされる。初心者だらけでパニックになりそうなら役欠けはなしにしてほいた方が無難。

遺言あり


処刑が確定した後に自由な発言機会を設ける。議論時間外の発言機会が増えるという点で基本的には村が有利になる。

発言内容を事前に抑制しておくことでフラットなルールに転化させることも可能。

昼に最多得票を集めた人をゲームから除外するのが人狼ゲームのルールだが、このとき処刑者に発言機会を設けるシステムを遺言...

役職の一斉出し、結果の一斉出し可能


対面人狼でのみ可能な戦術として誰かが音頭をとり「それではCOお願いします。3・2・1、どうぞ!」とタイミングを決めて一斉にCOさせる方法を許可する。

これは人外にとって非常に困ることが多い。例えば狂人が潜伏して狼も全潜伏を選んだ場合、
占も霊も1COとなり欠けなしルールの場合両方の真が確定してしまう

またそれを避けようとして人外が騙った結果、占い師が大量(例えば5人)COしてしまい、全人外が初日に露出してしまうといった極端な事故も起こりうる。

役職一斉出しが許可される場合は狼内通(よる時間の狼同士の作戦会議)許可とセットになる場合がほとんど。こうしておかないと、人外が全潜伏を選んでしまう可能性が相対的に高くなる。

また、結果の一斉出しも人外にはプレッシャーとなる。

一例としては狂人が霊媒騙りがある。真霊と共に一斉に結果出しを行い結果が違えなかった場合、狂人としては確定情報を1つ村に提出してしまうことになる。

縄・人外のバランスを大切に

これを無視すると片方の陣営が極端に有利になってしまう。役職が配られた時点でほぼ勝敗が決まり、推理や説得要素が希薄な悲しいゲームになる。

縄数(吊り回数)とは---人間チームの攻撃である昼が何度来るか(処刑回数)を示したものである。処刑回数が3回なら「3縄」「3...

一例を挙げてみよう。

狼3、狂1、占1、霊1、騎1、市3 の9人村。
9>7>5>3>1 なので処刑回数は4回、それに対して狼陣営(人外)は狼3+狂1で4人、騎士GJが出ない限り、初日が実質最終日である。

狼が有利すぎるのは処刑回数の割に人外数が多すぎるのが原因となっている。

処刑回数を増やすには参加人数を増やせば良いのだが、参加人数をコロコロ増やせない場合も多い。よく行われるのは人外の削減---つまり狂人や狼を減らす方法である。

GMとして配役を決める際は、処刑回数と人外のバランスに注意したい。より具体的に言えば (処刑回数) ー (人外数)  が1か2になるバランスがベストだ。

なお、これらはあくまで狼と村という2陣営の対決の場合に限る。狐をはじめとする第3陣営を含む場合はよりパターン化してバランスをとる必要が出てくる。

有名な配役

12A

・狼2 狂1 占1 霊1 騎1 村6
・役欠けあり(GMによってはなし)
・初日占いあり
・連続ガード可
・初日にGMが死に、朝11人からスタート

11>9>7>5>3>1…処刑回数5回、狼陣営は3人、すなわち5吊り3人外となる。

市民が1人減った11Aも有名。10>8>6>4>2…4吊り3人外となり村不利に。ただし騎士護衛が成功すると1縄増える。狐がいないことから初心者にもわかりやすく、頭がごっちゃになりにくいおススメ配役。

迷ったらこれに近い配役にしておけばとりあえずは問題ない。

12B

・狼2 狂1 占1 霊1 騎1 村5 狐1
・役欠けあり
・初日占いあり
・連続ガード可
・初日にGMが死に、朝11人からスタート

12Aの村人を1人狐に変えただけ。最もオーソドックスな配役であり、初心者~熟練者まで人気が高い。

他の記事にも書いているが狐は1匹入るだけで考えることが大幅に増える。

狐・妖狐とは---狼チーム、人間チームにも属さない第3勢力。非常に特殊でゲーム中の立ち回りも特殊。 また狐に良く似た役...

占い指定、銃殺、狐告発、GJ偽装など新たな概念が一気に出てくるので、12Aとはほぼ別ゲーとなっている。

16A

・狼3 狂1 占1 霊1 騎1 共2 狐1 村6
・役欠けあり
・初日占いあり
・連続ガード可
・初日にGMが死に、朝15人からスタート

12Bから狼を1、共有者を2加2えてバランスをとった配役。狐は12B以上に勝ちにくい悲しい立場。

人数が単純に増えたので考えることも感覚以上に増える。12Bに慣れきった貴方は挑戦してみては如何だろうか。

14D猫

・狼3 狂信1 占1 霊1 騎1 共2 猫1 村2 狐1 背1
・役欠けあり
・初日占いあり
・連続ガード可
・初日にGMが死に、朝13人からスタート

6吊り6人外なので一見絶望村に見えるが、実は3陣営のパワーバランスが絶妙な特殊配役。普段登場しないレアな役職も多く登場する。

猫又は人間陣営の役職のひとつで、道連れ能力者の代表格。国によってはハンターとも呼ばれるが、ハンターと猫又を分ける国も多い。...
背徳者は妖狐・狐陣営の役職のひとつ。 ある程度大規模でなければ登場しない為、経験が積みにくい役職でもある。 ...
狂信者は狂人の強化版とされる役職。 狂人を含む配役のときに少し人外が強すぎると感じたら狂人を狂信者に置き換える...

普段は雑な扱いの狐だが、この配役では勝率が高い。

狂信者、背徳者とご主人様の位置を知る人外が2枚もいるので、占い結果で白が出されても普段以上に安心できない。

村が2枚しかおらず、様々な役職を経験できるのが強みだが、配役そのものが特殊なので普通村とは違った味わいになる。

アルティメット式

・狼3 狂1 占1 霊1 騎1 村6
・役欠けなし
・連続ガードなし
・初日占いあり(ランダム白・お告げ)

名前は仰々しいが、狐抜きのオーソドックス13人村。対面人狼放送で多く用いられるレギュレーションである。

スリアロ村、人狼TLPT、アルティメット人狼などは多くの場合このルールで行われている。

このルールは総合的に人外有利なパワーバランスの為、まともにやると大体人外が勝ってしまう点に注意。任意順投票にすると一斉投票より情報量は多くなるがそれでも人外有利には変わらない。連続ガードをありにするとバランスが良くなる。

ご主人様ついていきます村

・狼1 狂x+1 共x (2≦x≦4)
・役欠けなし

共有者、狂人、狼だけで構成された特殊村。共有者は狂人よりも1枚少なく配られる。初日狼が狼COして、残り全員が狂人COする。狼の一存で共有者らしきところを指定吊りする。夜は共有者らしきところを襲撃する。

共有者は共有者の位置と人数がわかっているので、共有者の数>人外の数となった時点で、狼に票を集めれば勝利となる(共有PP)。

狼1匹に全員が狂人COして擦り寄るという中々に混沌とした村が楽しめる。

実況者テラゾー主催の人狼放送では共有3、狂人4、人狼1の配役で行われた。

管理人GEN
配役以外でもバランス調整が可能な点はこのゲームの面白いところです。自由配役で人を集めた際のルール決めはGMの腕の見せ所でもあります。
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